新しいレンズ

以前から気になってるレンズがあります。引っ越しの時に、不動産なんかで見る室内写真。最近は広角レンズ18mm位で取ったんだろうなぁと言う、撮って出しの雑なのが多いですが、ちょっとこだわった所に行くと、綺麗な室内写真を見せて貰える所もあります。

それとか、本屋さんで建築関係の本を眺めてみたり旅本を眺めてたりすると、違和感を感じる写真があったので、調べてみたら、普段は使わないレンズを使ってることが解ってきました。

その名も、「シフトレンズ」

と言うことで、この話、結構前なんです。で、気になってるんですが、何せ、高い!このレンズ構造的にイメージサークルを大きめに作らないといけないので、それだけでも高くなります。さらに収差も結構シビアな設計になるそうで。

まぁ、そういうことで、チェックリストには入ってるのですが、手が出せないレンズとして「PC-E Micro NIKKOR 45mm f/2.8D ED」が入ってた訳ですが、此奴じゃ無くて、「PC-Nikkor 35mm F2.8」の中古と出会ってしまったのですよ。こっちの35mmの方。かなり年配の方で、発売が 1980年11月。なんと私よりも年上。。。

とまぁ、そんなわけで、このレンズ使ってちょっと桜でも(全然意味ないじゃんw)取ってみました。

人吉城内、相良神社境内前桜
2020.03.29 人吉城桜並木 Nikon Z6、PC-Nikkor 35mm F2.8、1/800s F8 ISO400.Capture NX-Dで現像。

見てもらえば解るんですが、ボケが綺麗なんです。それに、古いレンズですから、オートってのが何も効かないw すべて手動なんですね。

久しく忘れていたカメラの楽しみを思い出しました。構図を決めて、絞りとシャッターを調節して露出を決めて、ピントを合わせて、、、さぁ、撮るぞ!と、のこの流れ、今のデジタルカメラではオート任せにしているせいで忘れがちなんですよね。

時間はかかるけど楽しいレンズです。35mmの単焦点になるんですが、案外良い物ですね。ちょっと広角側なので使い勝手悪いかなと思ったんですが、結構近くで取れるので、旅行に持って行く一本としては50mmよりも35mmの方が良いかもしれないです。DXクロップ使えば45mm位にはなるし。Z6の画素数だとクリップでも問題ないしね。


さて、ここからは、ニッチな話になりますよ。

シフトレンズってのは、まぁ、説明するのがめんどくさいのでグーグル先生に丸投げするとして。

私の理解は「斜めからの撮影でも縦と横を直交させることが可能なレンズ」という、超アバウトな理解です。

と言うことで、以下に写真を二つ載せます。

20200329相良神社 シフト無し
2020.03.29 相良神社 シフト無し Nikon Z6、PC-Nikkor 35mm F2.8、1/1000s F8 ISO400.Capture NX-Dで現像。
20200329相良神社 シフト有り
2020.03.29 相良神社 シフト有り Nikon Z6、PC-Nikkor 35mm F2.8、1/1000s F8 ISO400.Capture NX-Dで現像。

二つの写真、あえてグリッド線を入れてます。一枚目のシフト無しってヤツは、普通に撮ったヤツ。下から上に見上げるようになるので、もちろん遠くの屋根の方はすぼんで見えますね。なので、柱もグリッド線に対してハの字になってます。

して、2枚目。これがシフトレンズの醍醐味でしょう。レンズを素子に対して、軸をシフトさせる(この場合は上にシフト)ことで、レンズの光軸に対して、一方を長く、他方を短くすることで、あおらなくとも被写体を納めることができます(言いたいことが言葉で表現できない!w)

その結果、柱が梁に対して直交してる写真が取れるわけです。